老年期の暮らし

独り暮らし老女 yachippe の日常生活

漫画終い

蓄えの無い生活を反省して、時々、無駄な支出を減らそうと考える。

無駄と言い切るには抵抗があるが、本代が常に気になっている。

昔から ずうっと、本の購入が、家計を脅かしている。

 随分前になるが、我マンションの斜向かいに、図書館ができた。

その時は、雑誌の購入を止め、図書館で読む事にした。

月曜は休館日で、日曜は午後6時迄、他の開館日は午後8時迄、開いている。

おかげで、それまで通りに雑誌を読みながら、出費が一気に減った。

ところが、退職後読書時間が増えると、単行本の購入が徐々に増え始めた。

コンビニにも売れ筋の本が並び始めると、ついつい手が出てしまう。

 

 一気に増え始めた本代を、少し減らす必要がある。

そこで考えたのが、漫画雑誌の購入を控える事だ。

だが、これは、私に取って大変な事だ。

実は、同世代の友達には内緒にしているが、私は漫画大好き人間だ。

昔は、6種類の漫画雑誌を定期購入し、毎月18冊以上購入していた。

一度、漫画雑誌の購入を大幅に減らした事がある。

同じように漫画好きの同僚が、購入雑誌の厳選をしたので、私もそれに習った。

その後1冊増やし、現在は月11冊購入(約4000円の支出)になっている。

家計を脅かすほどの支出ではないが、惰性で読んでいる漫画もある。

しばらく読みたい漫画だけを読み、徐々に読む物を減らそうと思っている。

 

漫画を止める潮時かな?と、思って考えた「漫画終い」だが、、、

改めて考えてみると、それは無理だと思う。

という訳で、私の漫画終いは、読む漫画を減らすだけで終わりそうだ。

 

 

モーニング発売日

「きょうは木曜日だ。」

目覚めた時、そう思って、ニンマリした。

毎週木曜日は、漫画雑誌『モーニング』の発売日だ。

それから、、、朝食を食べて、洗濯物を干して、いそいそとコンビニに向かった。

コンビニでは見付からなかったので、駅に向かった。

駅の売店『キオスク』なら、必ず有る。

たまに2週分の合巻の週があって、その次の週は休刊になるが、、

キオスクの店員は、情報を把握していてキチンと説明してくれる。

 「有ったあ!」喜び勇んで、お金を払って、キオスクに背を向けた。

その瞬間、アレっと気がついて、落ち込んだ。

『モーニング』を買うのは、終わりにするんじゃあなかったっけ、、、

先週も、同じようにモーニングを買って、同じように落ち込んだっけ

 

 家に帰って『モーニング』を開いて、初めの漫画を見た。

 「疾風の勇人」所得倍増伝説    第8話  諸刃の大疑獄

 アレッ、確か、第1話の時、止めるという事を止めた筈だ。

ーーーこれが連載されている間は、買い続けようーーー

そう決意したんだった。

直近の決心や出来事を、すっかり忘れる    --------  これが老化ということか、、、

 

『モーニング』の講読について、考えが二転三転するのは、何時もの事だ。

やめようと思うのは、経済的な理由からで、、

続けようと思うのは、読みたい漫画が多いからで、、

まだまだ、簡単に結論は出そうにない。