老年期の暮らし

独り暮らし老女 yachippe の日常生活

最近反省する事

ふと自分の言動を思い出し、ひとり赤面する事がある。

何と馬鹿な事をしたのだろうかと、ちょっと落ち込む。

 

社会に出たばかりに頃は、物を知らなさ過ぎた。

自分の思いだけで、ガムシャラに突っ走っていた。

過ぎた事は変えようが無いが、この頃の事は、反面微笑ましくもある。

 

問題は、60代後半から、不用意な発言が出始めた事だ。

自己弁護や愚痴、、他人の陰口めいた言葉を発している。

愚にもつかない思いつきを、自慢タラタラ披露してみたり、、

注目されている時間を、伸ばしたいためにダラダラ話す事さえある。

実にミットモナイ。

 これからも続く可能性があるので、その原因と対策を考えてみた。

 

第一 の原因は、心身の老化だと思う。

身体機能の低下に伴い、心身共に、我慢する事が苦手になった。

不安と自信喪失が、追い打ちをかけている。

 

第二は、注意してくれる人がいない事、かな。

若い頃は、他人に注意されて行動を改める事が、いろいろあった。

ある年齢になると、家族以外の人は、誰も注意してくれない。

家族が居ない私には、注意してくれる人がいない。

自分の行動を改める事無く、安直な方向に流されている。

 

最後に、淋しさかな?

もしかしたら、これが一番の原因かもしれない。

 

      老齢になって、急に家の前の道路掃除を始めた人を、二人知っている。

      通勤や買物で家の前を通る人が多くなる時間帯に、掃除を始める。

      知人が通りかかると、「若い人は気が付かなくて、、」などと言う。

      二人は、経歴も、家族構成も、趣味や性格も、まるで違っている。

      共通点は、家族がいる事と、家事の担当者が家族である事かな?

      それから、一人は仕事を、一人は家事担当を、やめた直後だった。

      なんとなく、動機が気になっていたら、家族の一人が私に言った。

     「自分は役に立つ人間だと、広く世間にアピールしてるんですよ。」

      その言葉に納得するものがあった。

      『 他人に認められたい』という欲求は、私にもある。

       その欲求が満たされないままでいるのは、やはり淋しい。

        不当に扱われたと感じた時は、心の奥に悔しさが仕舞い込まれる。

       

必要なことは、充実した生活かな?

何事かに熱中する事?

趣味やライフワークを持つ事?

 確かな解決策は無いが、とりあえず

日常生活の小さな事を、「丁寧に」する事から始めようと思う。