老年期の暮らし

独り暮らし老女 yachippe の日常生活

コーヒーコーナーのある図書館

近くの図書館が、すごい事になっている。
図書館の内部に、コーヒーコーナーができたのだ。
入口から入ってすぐ左側の、新聞等の閲覧用の一角が、それで、
側に、コーヒーの自動販売機まで設置されている。
自動的に紙コップにコーヒーを注ぐタイプの、高級感のある自販機だ。

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この図書館では、3階と4階のベランダでの飲食が、許可されている。
また、図書館の入口前(外側)にも、飲食出来る場所が設置されている。
それだけでも、充分嬉しいのに、コーヒーコーナーが出来るなんて!

そして、
コーヒーコーナー設置と同時に、図書館の開館時間が大幅に増えた。
閉 館 日 は、 月2回(第3月曜日と第3火曜日)に、減って、
開館時間が、 毎日11時間 ( 午前9時 〜 午後8時 )に増えたのだ。


図書館の近くに住むのが、子供の頃からの夢だった。
そんな夢は諦めて、図書館と離れた場所のマンションを購入したが
十年余り後、そのマンションのすぐ近くに、図書館ができた。
その時も狂喜したが、
今回は、夢にも考えられなかった願望が実現した。


「図書館でコーヒーを飲みながら本が読めたら最高」と思った事はあった。
でも、そんなことは絶対無理だと、そう思い込んでいた。
少しだけ、自分の考えの枠組みが広がったように感じられる。

フフフフ、また、世の中が私のために動いた!!
なんちゃって、、

私の「快食快便生活」②

「快食快便生活」を書いた翌日(昨日)、実は、一回も便が出なかった。

身体に不快感は無かったが、これは拙いんではないかと、慌てた。

私は、嘘つきにはなりたくない。

モヤモヤしていると、唐突に尿意を催し、トイレに駆け込んだ。

それで、前夜  夜中にトイレに起きた事を、思い出した。

 

              夜中に 尿意のため目が醒めるなんて、私らしくない出来事だ。

              それに、朝から何回も、トイレに行っている。

              それって、頻尿気味ってこと?

              ……… そうか、身体が冷えているんだ。

 

身体のあちこちを、手で触ってみると、確かに冷たい。

歳をとると、暑さ寒さの感覚に鈍くなる。

お陰で、暑さも寒さも凌ぎ易く、有難い面もあるのだが、、、

だが、それを放っておくのは拙い。

 頻尿も、便秘ぎみも、「冷え」が原因に違いない。

たぶん、頻尿を放っておくと、失禁につながる。

そして、便秘ぎみも、放っておくと、便秘体質に逆戻りだ。

私は、そう思って「冷え対策」をとることにした。

でも現状では、「本格的な冷え対策」は必要ない。

「長湯」と「重ね着」と「充分な睡眠」で、様子をみよう。

そう思って、それを実行した。

 

結果、

きょうは、午前・午後一度ずつ、申し分無い排便があった。

 

マンションの廊下から(どうでもよい日常)

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 ふと、室内から南の方を眺めると、山々に雲がかかった様子が綺麗だった。

慌てて写してみたが、上手くいかなかった。

 

西多摩の山々は、見るたびに新たな様相をしていて、見飽きない。

この感動を写真にと思うが、それが何時も上手くいかない。

理由は、解っている。

山々の美しさに感動する時は、ほとんどが  光の美しさと共にある時だ。

朝日とか夕日とかが 背後にある時で、光の持つ微妙な色合いがなんとも言えない。

つまり、太陽に向かってシャッターをきっている、という事だ。

それを iPadを使って撮っているのだから、上手くいくはずがない。

 上手くいくはずがないと解っていて、つい、廊下に出て写真を撮ってしまう。

せっかく撮ったのだからと、思い切ってアップロードしてみた。

まあこれでも、その雰囲気の一端がうかがえる様に思う。

実は、ベランダから見る景色の方がいいのだが、これを撮るのはもっと拙い。

我マンションは、鳩の被害を防ぐため、屋上からネットをはってある。

 外から解らないような材質を選んでいるし、見慣れるとあまり気にならない。

ところが、カメラで撮って見ると、ネットが強調されて見えるのだ。

背すじを伸ばして歩く

話は1年ほど前に遡る。

 

青が点滅する交差点を急いで渡ろうとして、足がもつれそうになった。

その時、初めて 自分が駈け出す事ができない事に、気がついた。

坂や階段は無理でも、平地なら自由に歩けると、ずっと思っていた。

だが実際は、ゆっくり歩く事は出来ても、急ぎ足や駆け足は無理だったのだ。

そのショックを、故郷の友に電話で伝えたら、笑われた。

「うちは、ずっと前から走られんよ。年寄りには、それは普通の事よ。」

 

その後、ドイツから帰ってきた友の言葉に、別のショックを受けた。

「体型をカバーした緩やかな服は、ドイツではホームレスと思われる。」

その少し前、雑誌で「ジャスト・フィット」についての記事を読んでいた。

体型をカバーした服より、ジャストフィットの服の方が、美しく見えるという。

同じ人の、緩やかな服の写真と、ジャストフィットの写真を、並べて載せていた。

 

雑誌の記事に説得されたような形で、私もピッタリした服を着てみる事にした。

着てみると、下腹部が出っ張って見えて、実にみっともない。

私は、とつぜん小学校時代の友達のを思い出した。

「歩く時は、腹を引っ込めて歩きなさい」

その友は、何時も母親にそう言われて、それを必死に守っていた。 

 

私も、それをやってみたら、少しはマシに見えるかも知れない。

そう思って、必死で腹を引っ込めるようにして歩いてみた。

やってみて驚いた。

腹を引っ込めると、自然に背筋が真っ直ぐに伸びる。

そして、自然に、肩甲骨を寄せる姿勢になっている。

そのまま歩くと、足が着地する時、自然に踵から着地する。

いいこと尽くめではないか!

 

 そうして、腹を引っ込め、ルンルンして町を歩いていたら、異変が起きた。

サービス・マッサージをしてくれる美容院で、それに気がついた。

いつもは、ガンガンに肩が凝っていて、マッサージがとても快かった。

だがその日は、撫ぜられているだけに感じられた。

「全然肩が凝っていませんね。」と美容師が言った。

「もしかしたら、昨日か今日、整体かマッサージしました?」と彼女は続けた。

頑固な肩凝りが、すっかり治っていた。

 

 そして今では、信号機の青が点滅している交差点を、早足で渡る事ができる。

きっと、すぐに走れるようになるだろう。

 

私の「快食快便生活」

このところ、腸の調子がとても良い。

毎日、硬さといい形状といい、理想的な排便が、午前と午後に1度ずつある。

超便秘体質だった私にとって、夢のように幸せな状態と言える。

 

            寝る場所が変わると、約一週間は便秘が続いていた。

           子供の頃、夏休みを祖父母の家で過ごす事があった。

           そんな時は、出かけて一週間、帰ってきて一週間、便秘が続いた。

            修学旅行など、興奮が続くにつれ、便秘で体調が悪くなっていった。

            家に帰って一週間やっと便が出た時は、嬉しくてトイレで絶叫していた。

            成人してからも事情は変わらず、ずう〜っと 便秘に悩まされてきた。

 

 現在、薬もサプリメントも使っていないし、整体などの世話にもなっていない。

この快挙(自分では快挙と思っている)、要因の 一つは食事だと思う。

 

          70歳の時、大腸癌で摘出手術を受けて、自分の生活を反省した。

          大腸癌になったのは、そうなる生活を続けていた、そのせいだと思った。

          「これまでと同じ生活をしていては、必ず癌が再発する」

          そう思って、大腸癌に関連のある本を集め、読み漁った。

          だが、書いてある事を忠実に守っても、便秘ひとつ改善できなかった。

          ヨーグルトを毎日飲んでいたら、逆に便秘がひどくなった。

          別の本には「ヨーグルトの大量接種は腸を冷す」と、書いてあった。

          一人一人体質は違うのだから、同じ療法でも同じ結果とは限らない。

          投げやりになったり、気を取り直したり、新しい事を始め、、、

          食事改善というか、健康本の探求というか、それなりに続いたのは、

           ① 本が大好き    ② 好奇心旺盛    ③ 超楽天家   ④ いい加減な性格   ?

          それと、二度と癌になりたくない  という気持ちからだろうと思う。

 

さて、現在の私の食事だが、かなりいい加減で、あれこれ手抜きをしている。

私は、食習慣の永続には、安くて、簡単で、美味しい、ことが必須だと思う。

どんなに身体に良い食事でも、この中の一つが欠けたら、長続きしない。

また、どんなに美味しい食事でも、毎日同じでは飽きてしまう。

食事の楽しさには変化も必要で、、、、

といって、私は、食事の為だけに生きている訳ではない。 

まあ、食生活の改善に意気揚々の時は、一日中台所で過ごしても楽しかった。

でも、この生活が死ぬまで続くかも、そう思った瞬間  嫌だと思った。

そして、私の食事作りは、どんどん手抜きと簡略化の方向に向かっていく。

まあ、食事なんてものはバランスの問題だ、と、最近はそう思っている。

なるべく1日で、長くても一週間の内には、必要な食品をきちんと摂る。

自分で禁止食品と決めた物でも、時々解禁デーを設ける事にした。

例えばアイスクリーム、夏は、週1回だけ1個まではいい事にする。 

例えば甘い物、週2回まで、焼芋・栗・柿などから選ぶ。

例えば菓子類は、季節に1回ずつ、その日は全面的に解禁。

極めていい加減な決まりだが、この解禁デーのおかげで欲求不満にはならない。

 

そして、今日の食事。

朝食    ........    朝のグチャグチャ (  勝手にそう命名している。〕

         必須食品      ①アボカド(半個) ②納豆(1)③生卵(1個)④モズク

                              ⑤ブルーベリー黒酢 (適当)⑥エゴマオイル(大匙1) 

         プラスα       ①トマト(半個 )② キウイフルーツ(半個)③ 練り芥子 (少々)

        これらを、容器に入れ、グチャグチャに混ぜて食べる。結構美味しい。

 

昼食     ........  下の写真f:id:yachippe:20160402123742j:plain 

左     ビビンバ丼 (セブンイレブンで購入)

中     具沢山味噌汁  ①出汁昆布  ②煮干  ③干し椎茸   ④乾燥ワカメ    ⑤乾燥ごぼう

                                ⑥切り干し大根  ⑦冷凍きのこ(3種類)  ⑧冷凍野菜(ネギ人参他)

                                ⑨味噌 (自家製味噌に西京味噌を加えたもの)

右   ゴマかぼちゃの揚げ物 (パルシステムの冷凍食品)  レンジでチンした

 

 注       冷凍きのこは、きのこ購入時に1回分ずつ小さな容器に分けて冷凍した物

            冷凍野菜は、野菜購入時に汁用に下拵えし、1回分ずつ分けて冷凍した物

             一人暮らしで食品に無駄が出やすいので、購入時に下拵えし冷凍している

 

夕食    ........  そば とキムチ(予定) 

                      昼の汁に豆腐の厚揚げを加え温め、十割そば(乾麵)を茹でて加える。

 

今日の反省   ①昼食に蛋白質が少なかったので、明日の昼食は、肉・魚優先。

                     ②オリーブオイルを撮るのを忘れていたので、明日は多めに摂る。

 

 

日々、かなりの手抜きですが、なんとかバランスを保っています。

                      

エッ 浦沢直樹展だって?

ネットで『3月31日まで』という字を見て、何気なくクリックした。

 

【  世田谷文学館 「浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる」3月31日まで  】

 

          エッ、こんなのやってたんだ!       今日までだって?

          うそっ! これから世田谷まで行けないよう、、、

          まあ、行って行けない事はないけど、閉館間際に着くのも何だし、、、

 

旧友の中に、浦沢直樹のファンが1人いる。

さほど漫画が好きな人ではないが、浦沢直樹だけは特別だったみたい。

たぶん、浦沢直樹のファンの中には、彼女のような人が結構いる。

なぜか、そう思える。

この企画を知っていたら、一緒に出かける事ができたのにと、とても残念。

 

ところで、 私の好きな浦沢直作品は、

『YAWARA』『MASTERキートン』『MONSTER』『20世紀少年 』『PLUTO』『BILLY BAT』

無理をして一つだけ選ぶなら、『MASTERキートン』かな?

漫画を読まず嫌いの友に、お薦めしたい漫画のひとつです。

 

 

モーニング発売日

「きょうは木曜日だ。」

目覚めた時、そう思って、ニンマリした。

毎週木曜日は、漫画雑誌『モーニング』の発売日だ。

それから、、、朝食を食べて、洗濯物を干して、いそいそとコンビニに向かった。

コンビニでは見付からなかったので、駅に向かった。

駅の売店『キオスク』なら、必ず有る。

たまに2週分の合巻の週があって、その次の週は休刊になるが、、

キオスクの店員は、情報を把握していてキチンと説明してくれる。

 「有ったあ!」喜び勇んで、お金を払って、キオスクに背を向けた。

その瞬間、アレっと気がついて、落ち込んだ。

『モーニング』を買うのは、終わりにするんじゃあなかったっけ、、、

先週も、同じようにモーニングを買って、同じように落ち込んだっけ

 

 家に帰って『モーニング』を開いて、初めの漫画を見た。

 「疾風の勇人」所得倍増伝説    第8話  諸刃の大疑獄

 アレッ、確か、第1話の時、止めるという事を止めた筈だ。

ーーーこれが連載されている間は、買い続けようーーー

そう決意したんだった。

直近の決心や出来事を、すっかり忘れる    --------  これが老化ということか、、、

 

『モーニング』の講読について、考えが二転三転するのは、何時もの事だ。

やめようと思うのは、経済的な理由からで、、

続けようと思うのは、読みたい漫画が多いからで、、

まだまだ、簡単に結論は出そうにない。

 

漫画終い

蓄えの無い生活を反省して、時々、無駄な支出を減らそうと考える。

無駄と言い切るには抵抗があるが、本代が常に気になっている。

昔から ずうっと、本の購入が、家計を脅かしている。

 随分前になるが、我マンションの斜向かいに、図書館ができた。

その時は、雑誌の購入を止め、図書館で読む事にした。

月曜は休館日で、日曜は午後6時迄、他の開館日は午後8時迄、開いている。

おかげで、それまで通りに雑誌を読みながら、出費が一気に減った。

ところが、退職後読書時間が増えると、単行本の購入が徐々に増え始めた。

コンビニにも売れ筋の本が並び始めると、ついつい手が出てしまう。

 

 一気に増え始めた本代を、少し減らす必要がある。

そこで考えたのが、漫画雑誌の購入を控える事だ。

だが、これは、私に取って大変な事だ。

実は、同世代の友達には内緒にしているが、私は漫画大好き人間だ。

昔は、6種類の漫画雑誌を定期購入し、毎月18冊以上購入していた。

一度、漫画雑誌の購入を大幅に減らした事がある。

同じように漫画好きの同僚が、購入雑誌の厳選をしたので、私もそれに習った。

その後1冊増やし、現在は月11冊購入(約4000円の支出)になっている。

家計を脅かすほどの支出ではないが、惰性で読んでいる漫画もある。

しばらく読みたい漫画だけを読み、徐々に読む物を減らそうと思っている。

 

漫画を止める潮時かな?と、思って考えた「漫画終い」だが、、、

改めて考えてみると、それは無理だと思う。

という訳で、私の漫画終いは、読む漫画を減らすだけで終わりそうだ。

 

 

最近反省する事

ふと自分の言動を思い出し、ひとり赤面する事がある。

何と馬鹿な事をしたのだろうかと、ちょっと落ち込む。

 

社会に出たばかりに頃は、物を知らなさ過ぎた。

自分の思いだけで、ガムシャラに突っ走っていた。

過ぎた事は変えようが無いが、この頃の事は、反面微笑ましくもある。

 

問題は、60代後半から、不用意な発言が出始めた事だ。

自己弁護や愚痴、、他人の陰口めいた言葉を発している。

愚にもつかない思いつきを、自慢タラタラ披露してみたり、、

注目されている時間を、伸ばしたいためにダラダラ話す事さえある。

実にミットモナイ。

 これからも続く可能性があるので、その原因と対策を考えてみた。

 

第一 の原因は、心身の老化だと思う。

身体機能の低下に伴い、心身共に、我慢する事が苦手になった。

不安と自信喪失が、追い打ちをかけている。

 

第二は、注意してくれる人がいない事、かな。

若い頃は、他人に注意されて行動を改める事が、いろいろあった。

ある年齢になると、家族以外の人は、誰も注意してくれない。

家族が居ない私には、注意してくれる人がいない。

自分の行動を改める事無く、安直な方向に流されている。

 

最後に、淋しさかな?

もしかしたら、これが一番の原因かもしれない。

 

      老齢になって、急に家の前の道路掃除を始めた人を、二人知っている。

      通勤や買物で家の前を通る人が多くなる時間帯に、掃除を始める。

      知人が通りかかると、「若い人は気が付かなくて、、」などと言う。

      二人は、経歴も、家族構成も、趣味や性格も、まるで違っている。

      共通点は、家族がいる事と、家事の担当者が家族である事かな?

      それから、一人は仕事を、一人は家事担当を、やめた直後だった。

      なんとなく、動機が気になっていたら、家族の一人が私に言った。

     「自分は役に立つ人間だと、広く世間にアピールしてるんですよ。」

      その言葉に納得するものがあった。

      『 他人に認められたい』という欲求は、私にもある。

       その欲求が満たされないままでいるのは、やはり淋しい。

        不当に扱われたと感じた時は、心の奥に悔しさが仕舞い込まれる。

       

必要なことは、充実した生活かな?

何事かに熱中する事?

趣味やライフワークを持つ事?

 確かな解決策は無いが、とりあえず

日常生活の小さな事を、「丁寧に」する事から始めようと思う。

昨夜は雪だったみたい

目がさめると、8時半だった。

昨夜はそんなに夜更かしはしてなかったのに、、

10時間程、ぐっすり眠ったことになるかな。

外を見ると、山が白い。

えっ、もしかしたら雪?

立ち上がって外を見ると、家々の屋根が皆白くなっている。

 

そうっだったのか?  、、、、、、、、、

道理で、、、。

納得!

何故か、昔から、雪の夜は ぐっすり眠ってしまう。

 

 そうして、朝は、、、

いつもの爽やかな目覚めに加えて、

雪の翌朝の目覚めは、もっともっと心地良い。

身体の奥の方の疲れが、すううと消えてしまったように感じられて、、、。

 ………  少しだけ、若返った気分。

ここのところ少し乱れていた生活リズムが、これで是正されるかもしれない。

 

マンションの部屋に閉じこもっていると、

外が大雨で凄い事になっていても、全く気付かないままで過ごす事が多い。

 まして、熟睡時のマンションの外の世界など、自分と無関係に思えるのに、

身体はしっかり影響を受けている。

 

        台風の時は、喘息の発作が起きたりする。

       「日本列島に台風が近ずくと、弟が喘息になる」とは元同僚の言。

       「弟の喘息発作は、テレビの台風予報より正確」これは旧友の言葉。

         病院では教えてくれない、喘息患者の家族の情報に、私は助けられてきた。

         俄か喘息患者だった私は、予期せぬ喘息発作に怯えていたのだから。

 

今回の雪は、マンションの廊下やベランダに積もることもなく、すぐ消えた。

午後、外に出た時には、道路のどこにも、雪の名残を残していなかった。

まあ、寒いのは寒いけれど、身体の調子が少し良くなって、有難い雪だった。